ペルソナは、自分が「メッセージや商品を届けたい“典型的な”人物像」です。
ペルソナについてはどう考えてもマーケティングを専門にされている方が5億倍くわしいので、「ペルソナ 作り方」でググるかこちらのような記事をご参照ください👇✨
ペルソナ設定とは?具体的な作り方、手法や注意点も説明!マーケティングには必須!
そのうえで大事なポイントをかいつまんで話すと、次のような感じです。
架空の人物だが、想像でつくらない
- 理想の人物にしない👉自分にとって都合のいい理想のユーザー像にしない
- 先入観を入れない
ペルソナをつくるにあたっての第一歩は情報収集です。
できるならアンケートなどで実際のお客さまの声を集めるのが良いのですが、今はSNSで自分のことを書いている人が多いため、そこから調査することができます。
公式アカウントを運用していた当時は「ペルソナに近い人のTwitterをよく観察するといいよ」というアドバイスをいただいたのですが、今ならclubhouseも情報収集に向いているのではないかと思います。
悩みを解消することがビジネスにつながる
ペルソナ設定の項目のなかで一番重要なのは
「何に悩んでいて、どんな問題を解決しようと思っている?」です。
この解決策を提供できる商品が需要があるからです。
clubhouseを聞いていて思ったのは「clubhouseでは人は悩みを話しやすいんじゃないか?」ということでした。
文字を読むより時間がとられることが難点ですが、ルームのタイトルと中にいる人数をざざっと見ているだけでも「ああ、こういうことを知りたいんだ」という需要がわかって面白いです(書店に並んでいる本のタイトルを見るのと同じですね)。
知らない人が知らない人にしている相談をただリスナーとして聞いてるけど、いろんな人が考えていることを知れてめちゃくちゃ面白い。
著名人や何かで成功した人ではなく、世間一般の人の悩みが聞けるということが貴重なのです。
本人が言語化できていない欲望を目の前に示す
そして相談や質問を聞いていて思うのは「そこが本質じゃなくて、本当にやりたいことはこれだなということです。
相談者(質問者)は、自分が思っていることを一生懸命話しているんだけど、本当の悩みを全部言語化できているわけではない。
「日本語→日本語」の翻訳がすごく上手いモデレーターさんがいて、質問者さんの質問内容を上手く変換して「○○さんは最初こうおっしゃっていましたが、きっとこういうことなんですね。ここを知りたいということでよろしいでしょうか?」と、質問者さんご本人と回答者さんに核心がわかりやすいように整理して繋ぐ役割をされていたんです。
この変換が、ペルソナをつくるために情報収集を行ったあと、実際の商品(サービス、メッセージ)に反映するうえで必要なんだと思いました。
「人間は自らの欲望を数%しか言語化できない。人間の欲望は自在するものではなく、それを満たすものが目の前に出現した時に、始動していく。」
これは博報堂ケトル 嶋浩一郎さんの言葉です。
まとめ
情報発信をするときは
①メッセージを届けたい相手のことを調べてみよう
②相手がどんなことで悩んでいるのかを知ろう
③言葉にできていない欲望を示そう
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